文芸教育120号

  • 販売価格 1,650円(本体1,500円、税150円)

    文芸教育120号 2020年 春

    著者:文芸教育研究協議会 編
    出版社:新読書社
    発行日:2020/4/13
    ISBN 978-4-7880-2155-6
    判型:A5判
    頁数:112頁

    特集「学級づくりと授業づくり―「学校スタンダード」「授業スタンダード」を越えて―」。「スタンダード」ありきの画一的な授業ではなく、文芸研の教育的認識論を元にしながら、子どもの現実・学級の実態に合わせ、柔軟に個性的な授業づくりをめざす。

    目次
    特集:学級づくりと授業づくり
     ―「学校スタンダード」「授業スタンダード」を越えて―
    ・『文芸教育』誌・特集にあたって
     学級づくりと授業づくり
     ―「学校スタンダード」「授業スタンダード」を越えて― 上西信夫
    ・体を動かす時 心が動く 奥葉子
    ・学級づくりは授業づくり・授業づくりは学級づくり
     〜学びのある授業と温かい土壌が、学級をつくり上げる〜 吉田剛人
    ・書くことでよさを認め合う学級をめざして
     〜入門期の作文指導〜 秋山亮介
    ・今 教室で大切にしたいこと
     〜「スタンダード」に縛られなくてよかった〜
     小学校一年生 東京書籍教科書の実践を通して 向井美穂

    小特集 実践記録 一学期の教科書教材 私ならこう授業する
    ・〈りいこ〉の人物像を追いながらファンタジーの世界を体験する
     「まいごのかぎ」(小学校三年生) の授業 村尾聡
    ・学級づくりのスタートは詩教材から
     「春のうた」(小学校四年生)の授業 白川詔子
    ・四月から仲間や自己と語り合う授業をつくる
     「帰り道」(小学校六年生) の授業 松山幸路
    連載
    ・連載 俳句の文芸学(3)現代俳句 足立悦男
    ・連載 絵本の豊かな世界(5)深い思想をやさしい言葉で 木本敦子
    ・リレー連載 《ものの見方・考え方》の関連・系統指導(1)
     《ものの見方・考え方》関連・系統指導の現代的意義 文芸研の「教育的認識論」は時代の先取りだった 中山吾郎


    著者情報


    文芸教育研究協議会(ブンゲイキョウイクケンキュウキョウギカイ)

    文芸学者の西郷竹彦が創設した国語教育の教材、指導論などを研究・実践する研究会。日本全国に小学校教員を中心にしたサークルがある。授業研究シリーズなど単行本も多数発行している。年に1度全国大会を開催。