作文と教育2024年10・11月号(No.914)

  • 販売価格 990円(本体900円、税90円)

    作文と教育2024年10・11月号(No.914)
    編集:日本作文の会
    発売:新読書社
    発行日:2024/10/25
    ISBN:978-4-7880-0223-4
    Cコード:C0037 判型:B5判 頁数:76

    特集:たくさんの詩を読んでみよう。たくさんの心にふれてみよう。

    生きるという事は、「心」を思う存分外に出し切ること。誰でも生まれてからこの方、さまざまな生活経験、感情経験を「自分の言葉」として獲得してきています。それは同時に自分以外の人の言葉を自分の言葉のように受け入れるための力にもなってきます。
    この特集では、さまざまな感情のつまった、たくさんの詩にふれてほしい。その中には自分の経験と似たものがあったり、まったく反対の思っても見なかったものがあったり、いっしょに笑いたいもの、いっしょに喜びたいもの、いっしょに泣きたいものがあるかも知れない。また自分の知らない世界を教えてくれるものもあるでしょう。
    そんな詩にふれながら、身の回りのこと、自分の気持ちのことを思い出してみましょう。そしてちょっとは書いてみようかなと思ってくれたらなと思います。

    目次
    特集 たくさんの詩を読んでみよう。たくさんの心にふれてみよう。
    ・たくさんの詩を読んでみよう。たくさんの心にふれてみよう。 編集部
    ・子どもと詩の魅力 心の奥の思いを言葉に紡ぎだす 伊藤和実
    ・子どもの思いと出会う ──児童詩を楽しもう 伊藤 久美子
    ・なみだがでたことはありませんか? こころがつながる詩の読み合い 森朋子
    ・心のつぶやき聞かせてね 〜大人も子どもも楽しんで〜 佐藤歩
    ・揺れる思いに言葉を 不快感情も受けとめながら 的場保博
    ・見つめて、耳を傾けて 繋がる、繋ぐ 不快感情を受けとめながら 渡邊拓真
    ・詩のあふれる教室を目指して 但馬秀
    ・詩の授業大すき 心と体を開いて 自由に表現できる場を 金田一清子
    ・児童詩のあゆみとすすめ 日色章

    連載
    【風】第4回 思考停止にならず、人とつながるために 鴻上尚史
    【フレッシュ先生!! ワン ツー ジャンプ】第75回 書くって楽しい! 山田光莉
    【書くこと・授業を豊かに】第16回
    ・行事作文(運動会) を書く 運動会の作文から子どもをみる 〜書いて育つ〜 桐山牧子
    ・10さいおめでとう! 〜生まれたときのことを書こう〜 伊東あゆみ
    【日記と子ども】第16回
    ・子どもと語る! 日記実践(16) 新時代に向けての心の準備 内村哲夫
    ・日記・子どもが見える風景(16) 作文教育に出会えた幸せな日々を思う 山野みさこ
    【この作品をどう読むか】第26回 東京 八南作文の会
    【耳をすませば…】第29回 子ども時代だからこそ―(2)子どもの声に耳を傾ける― 鍋倉功
    【私の学習室】第71 回子どもの成長・発達と、「ICTの教育効果」─脳の働きと活用のあり方─ 田中康寛
    【楽しい通信・一枚文集づくり】第42回 安心と本音をつなげる通信づくり 松本直紀
    【子どもの本棚】No.28 平光子
    友だちの気持ち「ぼくは なんでうそをつくんだろう」 
    四季のくらし 神無月・霜月 「うえかえ」「家にいる生きもののせわ」サークル北から南から 
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